グルメ・特産品Gourmet and Specialities

長野県のご当地グルメ

長野の食文化は、それぞれの地域ごとの特色があります。

「信州そば」をはじめ、「おやき」「野沢菜」など、知名度の高い郷土食がある長野県。海こそないものの、美しい空気と水、3000メートル級の山々が立ち並ぶ起伏のとんだ土地、比較的冷涼な気候から生み出される質の高い農作物の数々、山の恵み、川の恵みからもたらされる様々な食材を使った先人の知恵と工夫が詰まったグルメがたくさんあります。

  • 信州そば

    全県で食されているおそば。寒冷地で火山灰土の多い長野は、米作りに適さない土地が多く、代わりにそば栽培が盛んに行われ、そば食の文化が発展しました。『戸隠そば』は日本三大そばの一つに数えられています。

  • おやき

    北信濃を代表する郷土の味がおやきです。小麦粉やそば粉で作った皮に、信州名物の野沢菜や茄子、かぼちゃ、きのこ、切干大根、くるみ、小豆など様々な具材の餡が入り、囲炉裏で焼いたり、蒸したりして食べます。

  • 野沢菜

    信州を代表するお漬物。しゃきしゃきっとした歯ごたえと乳酸発酵の柔らかであっさりとした味わい、ほどよい塩加減と漬かり具合で、ご飯やお酒にとてもあうお漬物です。野沢温泉が発祥といわれています。

  • 山賊焼き

    松本市・塩尻市を発祥とするご当地グルメ。鶏の一枚肉をすり下ろしたニンニクやタマネギなどを効かせた醤油ダレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げたもので、いわゆる一般的な鶏の唐揚げとは一線を画します。

  • 五平餅

    多少つぶが残る程度に潰したご飯を小判型や丸型などに整形して串に刺して囲炉裏などで焼き、胡桃やゴマ、山椒の葉(木の芽)、柚子などの入った味噌をつけて食べます。信州の南部で古くから食べられています。

  • ソースかつ丼

    駒ケ根市を発祥とするご当地グルメ。あつあつのご飯の上にのった千切りのキャベツ。そしてその上に乗せられている、斜めに切られた揚げたてのカツ。その身にはソースの滲みた衣をまとっています。

  • 信州サーモン

    ニジマスとブラウントラウトから生まれたサーモンを思わせる銀色の身体と紅色の身が特徴の信州サーモン。きめ細かく肉厚な身に美味(うま)みと栄養が凝縮されてトロリととろける舌ざわりと豊かな味わいを醸し出します。

  • 信州の果物

    寒暖の差が多い風土では、良質な果物が育ちます。生産量日本第2位の「信州リンゴ」。定番の「ふじ」、しなのりんご3兄弟の「秋映」「シナノスイーツ」「シナノゴールド」、桃の「川中島白桃」、ぶどうの「シナノパープル」「シャインマスカット」とったブランド品はまさに信州のグルメです。

長野県の工芸・特産品

名匠が作る伝統工芸品、歴史ある特産品は、訪れた人に満足を与えます。

  • 信州みそ

    信州味噌は冴えた山吹色が特徴で、さっぱりとした旨味と豊かな芳香をあわせもつ辛口味噌です。産地である長野県内には個性豊かなみそ蔵が100軒以上点在。その土地ならではの気候風土・文化を生かし、こだわりのみそを醸しています。

  • 信州りんご

    信州といったらりんごといわれるほど有名で、シーズンに来たら多くの人が買い求めて帰る定番品です。収穫時期も、8月~12月と長く、冷凍貯蔵のものは5月頃まで購入ができます。

  • 八幡屋磯五郎の七味唐辛子

    日本3大唐辛子の一つと言われている八幡屋磯五郎の七味唐辛子は、江戸時代から善光寺参りの軽くかさばらない土産物として人気を集めていました。赤地に斜めに描かれた唐辛子と善光寺を配した赤金のブリキ缶は約100年利用されています。

  • みすず飴

    みすず飴は果汁に水飴等を加え寒天で固めたもので、弾力性があって柔かく果汁の風味と独特の歯ごたえが好まれています。アンズ、梅、三宝柑、ぶどう、もも、りんごの6種類の味が楽しめます。特に上田市周辺の長野県土産の常連です。

  • 松本手毬(てまり)

    松本てまりの歴史は古く江戸時代まで遡り、松本城の歴代の城主が好んで作らせたとされ、その製法は1750年頃の江戸中期から伝えられてきました。現在は、観賞用にお土産や贈答品として親しまれています。

  • 市田ほし柿

    「市田柿(いちだがき)」は、下伊奈郡高森町(旧市田村)周辺で古くから栽培されている完全渋柿です。卵のようなふっくらとした形で、ほとんどが干し柿に加工されています。数百年の歴史があるといわれ、現在は、地域の農産ブランドとして全国的に有名です。

  • 飯田水引

    飯田水引は、300余年の歴史を数える伝統産業です。水引には、人と人との縁を、心と心を結びあう意味がこめられており、その技術は「結びの技」にほかなりません。大切な人への感謝や愛情を込めて、気持ちを伝えるという大切な意味があり、今もなおその文化は大切に引き継がれています。

  • アルクマグッズ

    長野県のキャラクター「アルクマ」は、ゆるキャラグランプリ2019で優勝を果たし全国区デビューを果たしました。その「アルクマ」のイラストを使ったグッズが続々と発売されています、